
調律水は、線維芽細胞を用いた細胞増殖試験、UV照射による皮膚細胞の修復試験、マウス摘出肝細胞による臓器保存試験、赤血球保存試験などを通して細胞への影響が調べられています。調律水は、化粧水として個人、家庭から介護施設や病院まで幅広い利用フィールドが期待されます。
線維芽細胞は、生体内の多くの組織に存在し重要な働きをしている。下写真は、ヒト線維芽細胞WI-38(国立がんセンター病院)を培養し、調律水を添加後の細胞増殖への影響を調べたものです(沖縄県海洋深層水開発協同組合,2000.3)。倍率は100倍。
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添加前: 一部浮遊細胞も見られ、増殖アレストの細胞が存在する。形態的にも細胞足が見られ疲労している。 |
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添加後24時間: 細胞間の接着が進み、細胞足が出ているが、細胞のコンタクトが観察される。細胞の密着性が大である。 |
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添加後96時間: 細胞の増殖が見られ、細胞密度が高くなっている。浮遊細胞の数が減少し、密着細胞の数が増加する傾向にある。 |
アトピー性皮膚炎への塗布試験(社会医療法人仁愛会浦添総合病院)

下の病理写真は、マウスより摘出した肝組織を調律水に浸漬(試験区)ものと生理的食塩水に浸漬(対照区)した14日後のものです(琉球大学医学部病理学教室)。豚の肝臓でも同様の結果を得ています。本試験の大きな特徴は、組織の内部(中心部)に至る細胞への影響が観察される事です
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試験区: 部分的には組織の融解像があるが、全体的に核の消失も少なく核周明庭も良く構造が保たれている。 |
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対照区: 部分的に組織の崩壊、融解が強く、細胞間の解離が目立つ。 |
左図は、保存血液上清中のカリウムK濃度を示したものです。海洋機能水を添加した場合、添加濃度が高くなるにつれてKの遊出量が抑制された(医療法人仁愛会浦添総合病院、日本財団研究助成事業)。将来の新たな血液保存に道を開くと考えられます。
